昨夜、相棒Season13の最終回が放送された。
3代目相棒である甲斐享(かいとおる ※成宮寛貴)が
真犯人として逮捕される形でSeason13を終えた。
想定外の終わり方であり「何でもアリ感」が否めない内容であった。

そこで「何でもアリ」となったドラマ「相棒」の
4代目相棒には「矢口真理」を起用すべきである。

矢口真理が演じる相棒の名前は「亀桑エル」だ。
亀桑エル → 亀くわえる → カメ咥える
となかなかトンチの利いたビッチ臭溢れる名前である。

しかも
初代 相棒 亀山薫(かめやまかおる)※寺脇康文
2代目相棒 神戸尊(かんべたける)※及川光博
3代目相棒 甲斐享(かいとおる)※成宮寛貴
4代目相棒 亀桑エル(かめくわえる)※矢口真理
と役名がちゃんと「か****る」と「か」で始まり「る」で終わる
これまでの相棒の名前の流れも汲んでいる。

第1話

亀桑エルの初登場シーン、杉下右京(水谷豊)との出会いのシーンはこうだ。

たまたま早く出勤した杉下右京は職場である特命係の個室で
とんでもない光景を目にしてしまう。
組織犯罪対策第5課の課長である角田六郎(山西惇)と亀桑エルが
不倫セックスをしていたのだ。

杉下「おはようございます」
角田「す…杉下警部!早いじゃないか!」
杉下「ええ、角田課長も違う意味で早いようですね」
角田「ばっ馬鹿野郎!驚いたから出ちゃっただけだよ。カミさんには内緒だぞ」
杉下「ところでそちらの女性の方はどなたですか?」
亀桑「は、初めまして!この度特命係に配属となった亀桑エルです」
杉下「初めまして...」
角田「どうだ?可愛いだろ?彼女はバツイチらしいぞ?」
亀桑「えへへっ私の不倫が原因で離婚しちゃいました」
杉下「離婚の説明よりも先に服を着るべきだと思いますけどねぇ」
亀桑「失礼しましたっ!」
このような出会いをした為、杉下にとっての亀桑の印象は最悪であった。
しかし亀桑の情報収集力には杉下も一目を置かざるを得ないものがあった。

実は、刑事部部長の内村完爾(片桐竜次)の命により、
刑事部が特命係に情報を提供することをこれまで以上に厳しく禁じられたためだ。

しかしそのような状況でも亀桑は刑事部の情報を次々と手に入れることが出来た。
亀桑が刑事部参事官の中園照生(小野了)をはじめ、
刑事部の殆どの男性と肉体関係を持つことにより情報提供を受けていたためだ。

このような情報収集方法に眉をひそめる杉下であったが、
情報は情報として有効活用し杉下は亀桑と共に難事件を解決していくのであった。

以上が第1話の大まかな内容である。


第2話以降

第1話からの基本路線である
・亀桑が肉体関係により情報収集(時には政治家や容疑者との肉体関係もあり)
・杉下は亀桑の情報収集方法に眉をひそめるがその情報を元に事件を次々と解決
は周到しつつも次のようなエッセンスが加えられる。

・伊丹刑事(芹沢慶二)と芹沢刑事(川原和久)もことある毎に
 亀桑と肉体関係を持つがそのうちに亀桑を本気で好きになっていく
・米沢守鑑識官(六角精児)の逃げられた妻が亀桑にそっくりだった為、
 逃げられた妻に未練を残す米沢はことある毎に亀桑に肉体関係を迫るが
 亀桑は米沢が苦手であり米沢とだけは肉体関係をもとうとしない
・杉下が行きつけの店「花の里」の2代目女将である月本幸子(鈴木杏樹)は
 杉下の相棒が誰とでも寝る亀桑であることを知り亀桑に敵を抱く
 そして亀桑に敵意を抱いている自分に気がつき、
 月本は"自身の杉下への思い"に気づくこととなる
・亀桑は自身に肉体関係を迫らない杉下に対して不満を持ち
 「いつか私のことを抱かせてやろう」と陰謀を企てるようになる

亀桑の"兄弟"が多い登場人物でドラマは展開される。
このような内容の為、男性視聴者層が更に増える。
アンチ矢口の主婦層も文句を言う為についつい見てしまう。
視聴率は常に30前後をキープすると予想される。


最終話
「ブルセラショップ女子高生殺害事件」という難事件を解決した亀桑と杉下。
しかし捜査の為とはいえ幾度となくブルセラショップへと通った杉下は
とうとう封印していた性癖(敢えて誤用)が爆発してしまう。

実は杉下は自身は学生服を着用し女性にはセーラー服を着てもらわないと
性的興奮をおぼえないタイプであった。その性癖(しつこいけど敢えて誤用)が
原因で元妻である宮部たまき(益戸育江)と離婚に至った過去があった。

杉下は亀桑にセーラー服を着せ自身は学生服を着て警視庁内で性行為に及んだ。
しかしその行為を杉下に敵意を抱く刑事部部長の内村に見つかってしまい
依願退職を迫られ、杉下は依願退職をするのであった。


角田「杉下警部もさあ、何も辞めることはないじゃないか。
   俺からも刑事部長に掛け合ってやろうか?」
杉下「角田課長ありがとうございます。お気持ちだけ受け取らせて頂きます」
伊丹「警部殿も真面目すぎやしませんか?
   いくらなんでも辞めることはないでしょ?」
芹沢「そうですよ、僕なんて庁舎内で彼女と30回はしてますよ」
伊丹「お前はやり過ぎなんだよ!ってか警部殿も退職を思い直してください」
杉下「いえ私の気持ちは変わりません。辞めます」
伊丹「彼女と庁舎内でセックスした人間が辞めなきゃならないなら
   刑事部の殆どの奴らが依願退職をしなければなりませんよ?」
米沢「いいなぁ私なんて一度もさせてもらえませんよ」
伊丹「米沢、お前は黙ってろ」
杉下「例えば、仮に私がスピード違反で警察官に切符を切られている時に
   横を速度超過で走り去る車が何台もいたとして
   警察官がそれらの車のスピード違反を見逃したとしても
   私のスピード違反は取り消されるものではありません
   捕まった側に非がある場合は罰を受けなければなりません
   それと同じことです」
角田 伊丹 芹沢 米沢「...」


警視庁を去る杉下。
なんとこのシリーズで相棒は杉下が去ることとなり
亀桑(矢口真理)と新しい相棒で新シリーズが作られることとなる。
このように相棒シリーズは一方の相棒が残ることで
永遠にシリーズが継続できる布石を打つのであった。
相棒シリーズよ...永遠に。


最後に
※タイトルの「ドラマ相棒シリーズ 4代目相棒が決定!」の"決定"とは
私の中で決定したとの意味です。

※相棒シリーズ関係者の方々へ
 このブログのアイデアをドラマ「相棒」で採用する場合のご連絡は不要です。
 どうぞご自由にお使いください。
 相棒シリーズ内でのご使用であればすべて無断利用を許可いたします。
 むしろ「おっ俺のアイデアと一緒だ ぐふふふふ」と
 TVの前でほくそ笑むことが出来るので大変光栄です。
 ですので、このブログを見ても怒らないでください。
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(画像はテレビ朝日様のHPよりお借りしました)