既に色々なサイトで取り上げられているネタだがここでも取り上げる。


個人サイトや某巨大掲示板では
東京オリンピック2020のボランティア用ユニフォームが
李氏朝鮮の王宮守衛の衣装に似ていることから
ヒステリックな書き込みに溢れ
デザイナーや関係者を朝鮮人認定するような書き込みが多く見られるが
まだ明確な証拠もない情報も含めて叩きはじめると
根拠がある情報の信憑性まで疑われることになるので冷静になって欲しい。

それにしても本当に嫌な話題しか出てこない 東京オリンピック2020 だ
決定権を持つ関係者が身内で仕事を回し合い
"美味しいとこどり"をしているようにしか見えない。

まずロゴの問題だ。

01ベルギーのリエージュ劇場ロゴ
ベルギーのリエージュ劇場「Theatre de Liege」のロゴ
02スペインのデザイン事務所製作ロゴ
スペインのデザイン事務所が作ったロゴ

03東京オリンピック2020用ロゴ
そしてこれが東京オリンピック2020用ロゴ
上2つのロゴを組み合わせてできたようなロゴである。

しかもスペインのデザイン事務所のロゴは
「東日本大震災復興の為に寄付を募る目的で作られたスマートフォン用壁紙」
として作られたもの
このようなロゴをもしパクったのだとしたら恩を仇で返すようなものだと思う。


単純な形を組み合わせたロゴのため偶然とも思えるが
パクリ騒動が起きてすぐに佐野研二郎氏のデザイン事務所が
HPの閲覧を出来ないようにしたり
facebook や twitter の過去の書き込みを削除する等の行動をした為
『後ろめたさがあるのではないか?やはりパクリではないのか?』
との疑念が強くなってしまう。


最初に閲覧制限を掛けた時のMR_DESIGNのホームページはこのようになっていた。
11佐野研二郎www.mr-design.jp
アクセスが集中した際に表示される仕組みで出たようなメッセージのようだが

12佐野研二郎www.mr-design.jp2
アクセス数に関係なくこのメッセージを表示させていただけである。


21佐野研二郎www.mr-design.jp
22佐野研二郎www.mr-design.jp
http://www.mr-design.jp/
その後、このようなメッセージを表示させているが
最初にあのようなHPの改変を行った為、
(上で指摘したことを)"ネット上で多くの人達に指摘され仕方なく変えた"
このような印象を受ける。

32NHK
エンブレム デザイナー事務所は「組織委員会に聞いて」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150730/k10010171981000.html
>事務所の関係者はインターフォン越しに対応し、
>「担当者が不在だ。組織委員会に聞いてほしい」と話したうえで、
>佐野さんについては「外出している」と話しています。

すぐに自らの正当性をアピールすればいいはずだが
「組織委員会に聞いて」「(佐野さんは)外出している」
との対応は非常に印象が悪い。

33ヤフー
佐野研二郎氏が反論「海外作品を参考にしてない」…東京五輪エンブレム
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150731-00000107-sph-soci
>「報道されている海外作品は、まったく知らないものです。
> 制作時に参考にしたことはありません。
> この東京2020エンブレムは、
> 1964年の作品へのリスペクトを持ちながら、
> 日本らしさを自分の中で追求してデザインしました。海
> 外出張中のため、コメントを出すのが遅れてしまい申し訳ありませんでした。
> 帰国後、皆さまにご説明できる場を設定させていただきたいと考えております」
> 佐野氏は海外出張中で、帰国日時は明らかにしていない。

翌日このようなコメントを出したが
海外出張中ならば前日に「(佐野さんは)外出している」ではなく
「(佐野さんは)海外出張中です」と言うべきだ。

佐野研二郎氏本人にとってもデザイン事務所関係者にとっても
今回の問題はデザイン事務所として死活問題だ。
この問題よりも優先させるべき仕事などないはずだ。
早急に帰国日時を決めてそれを伝えるべきだ。
帰国日時も明らかにしないのはどうかと思う。
海外で何かしらの手回しをしているのではないかと思えてしまう。


41NHK
42NHK
43NHK
44NHK
五輪エンブレム 似たデザインに問題なしの見解
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150730/k10010171901000.html
このような各関係者が擁護する記事も出ていたが
佐野研二郎氏のここまでの対応が全てを台無しにしているように思える。


51佐野研二郎経歴

52佐野研二郎経歴
佐野研二郎氏は 博報堂 → 博報堂デザイン 在籍の経歴を持つ

53博報堂デザイン社長 永井 一史
そして博報堂デザイン社長 永井 一史氏の父親はというと……

54博報堂デザイン社長 永井 一史の父 永井一正
55博報堂デザイン社長 永井 一史の父 永井一正2
東京オリンピック2020エンブレムデザイン審査委員代表を務めている


単なる偶然かもしれない
ただ個人的にはこのブログの最初で述べたように
決定権を持つ関係者が身内で仕事を回し合い
"美味しいとこどり"をしているようにも思える。



気になる点を二つほど……

今は変えてしまったようだが今回の騒動直後に
GMO お名前.com
http://www.onamae.com/
にて mr-design.jp のドメイン情報を調べてみたところ
61ドメイン
62ドメイン
63ドメイン
ns.zyappu.jp
うーん、綴りはあれだけどジャップか……
わざわざこんな読みのものを……
ちなみに現在はドメイン情報が更新されて変わっている。

ネットで話題となっている画像
71ユニフォーム
東京オリンピック2020のボランティア用ユニフォーム

72ユニフォーム
李氏朝鮮の王宮守衛衣装

73ユニフォーム
並べてみた。
帽子を除けば「偶然」と思えるが
不自然な帽子デザインの酷似が様々な憶測を呼んでいる。
個人的にも「偶然ではないのでは?」と思ってしまう。



最後に
いつの時代でも悪い奴やズルい奴はいる。
大金が動くイベントならなおさらそのような連中が集まってくる。
前回の(1964年の)東京オリンピックもそういう連中はいたと思う。


しかし前回のオリンピックでは
「敗戦国から復活してやろう」
「オリンピックを成功させて日本を世界に認めさせてやろう」
といった意気込みが感じられた。
私は当時まだ生まれていないがそのような空気感があったように思える。


今回は関係者が
「身内で利益を確保しよう」
「ばら撒かれるカネを中抜きしてやろう」
といった印象しかない。


1,000億円が1,600億円になったり、さらに3,000億円になったり
批判があったらデザインを変えて2,500億円程度になると弁解したり
こうも簡単に数百億円規模の金額変更がされることに違和感を憶える。

しかも東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長がこの発言だ

81森喜朗
森喜朗会長「大変迷惑。五輪組織委に競技場の建設・運営の権限ありません」
http://www.j-cast.com/tv/2015/07/23240904.html
>2520億円の建設費が高いと批判された点については、
>「ボート会場のコースが1000億円、
>ヨット会場の土手を造るのに四百何十億円かかっても、誰も高いとは言わない」と
>新国立競技場の建設費だけが高いわけじゃないという。
『他の施設の建設費も高騰しているから建設費を抑えよう』
ではなく
『他の施設も建設費が高騰しているからメインスタジアムの建設費高騰を叩くな』
である。
元総理大臣に対して失礼ではあるが表舞台から消え去って欲しい老害である。


91佐野研二郎
END